タイトルは適当。でも今日新宿には行った。3丁目かは知らない。
かつて両親が働いていた街でもあり、自分が働いた街でもある。
新宿のような街中を歩くと、自分がちっぽけで無力な存在だと実感する。
自分の見た目のみずぼらしさや、経済力の無さ、都会になじめずかといって特別還る土地もない。
埋もれ、呑まれ、いてもいなくても一緒の景色の一部。漫画なら省略されて描かれないほど。
でも今日久しぶりに歩いてみて、なんとなく自分のまま、立っていた気がした。
相変わらずちっぽけで無力。今何か犯罪が起きようと戦争が始まろうと、私は止める術も逃げる術も持たないなんの力もない一般市民。だけど空気の匂いを感じた。
人の波に紛れて埋もれていくのではなくて、自分のまま歩いていた。
誰かにとっては相変わらず景色の一部、多分今日新宿にいた誰の記憶にも残ってはいない。
けれど私はそこにいた。
今まで新宿に行ったことは何回もある。でもちゃんと自分の目で見たのは何回目だろう。
そう思えたのは何回目だろう。
たいしたことじゃないけれど、なんとなく違う気がした。
そういえば、本で読んだメイクをしていったら、下睫毛にマスカラ塗ったりしたのに意外とパンダにならずびっくりした。丁寧にやると結構維持されるんだなとも。
さて。やることが多い。やるべきことが多い。
今日「人生でやりたいことはやり尽くしたい」と思ったりした。