さようなら、また会う日まで

色々消しすぎ

ついに。売ってきたよ。

3500円。と、100円て。600円は本数ボーナスみたいなものだ。

なんだか大事なものが小銭になってしまうのは寂しいものだ。

でもこれは、自分を追い込んでいるわけでも、いじめてるわけでもなく。

ただ、自分の心と頭と体と相談して、この選択をしただけ。ゲームも悪くないし、わたしも甘さはあるけど悪くはない。

それでも、私が気持ち悪いくらいの時間(数百時間、もしかしたら千時間超えてるかも)を費やしたこのカセットは、私の手から離れていった。同じ個体を買い戻すことはほとんど不可能だろう。

なんどもいうが、体調崩したり寝不足になったりそれで人生のなにかを損ねたとしても、私はこのゲームが、大きな現実逃避であった以上に純粋に好きだった。問題に繋がったのはあくまで私のこのゲームとの関わりかたの問題であって、中毒性がどうとか依存症だとか、いや依存症と言われるのは別にいいのだが、単なる逃避のツールだと突き放すことはできない大好きなゲームだ。

すごく悲しい、寂しい。うん、寂しい。

もう通わない小学校、もう履かない上履きや着ない制服、帰りたくても帰れない場所のような、そういう寂しさ。

たかだかゲームだと思われるかもしれないが、さようなら、またいつか。

そして、これも言わなきゃいけない気がする。長い間、わたしの逃げ場であってくれて、支えであってくれてありがとう。今まで、本当にありがとう。

バイバイ、またね。