山登り

仕事のモチベーションについてたとえが浮かんだので。

…と、いうことで、これはたとえ話なんだけど。

登山家になりたいと思っていた。
しかしどういう山に登りたいとか、どうやって登りたいかもなく、どんな登山家になりたいとか、
登山家として何をしたいとかもなく、周りの登山家にもなじめず、
山が好きなはずなのに、山のことを考えるのが嫌いになってしまっていた。
でも登山家になりたいので、山を登ることを考えた。
とにかく登らなければならない。周りはみんなあの山を登っている。
だからあの山を登る。
登る喜びも、達成感もない。みんなは最高の山だというが、私は何も感じない。
ただ、登った事実だけ、不安を先延ばしにできるような感じだった。
ずっと山頂の見えない山を登っているような、登っているのかもわからないような感じだった。

それが自分の過去を整理していく中で最近、
あの山が好きだとか、いつかエベレスト山頂まで登りたいとか。そういう想いがわくようになった。

いつかはエベレストに登りたいけれど、それよりまず国内の山に登りに行こう。
国内の山に登りに行く前に、今よりは少し体力をつけないと。
今日は早く寝よう。明日は早く起きてウォーキングしてみよう。
そういう風に、考えられるようになった。

今日の帰り道はもうちょっとシンプルに考えられてたんだけど
文に起こしてみたらややこしくなった。そんな登山にたとえた心の話。