やりたいこと・実現したいことってなんだろう?

仕事中や日々過ごしている中で「やりたいことがたくさんある」と感じる。
しかしいざやりたいことを書き出して、優先度をつけたり目標や計画を立てよう。としてみると
あれ?あんまりないような?と思う。

特に仕事や仕事に関連する部分おける達成したいこと、というのが意外とない。
「あれを調べたい」「もっと知りたい」「できるようになりたい」はあるのだけれど
その結果昇進したいわけでもなく、特定の会社に行きたいわけでも、ある肩書がほしいわけでもない。
そんな中で無理やり目標を定めるのもなんだか違う気がする。
せめて「今はこれを目標としよう」と納得できるものが必要だ。

うーん。「人生の最終目標」みたいなものがないのかな。
10年後、20年後どうなっていたいか。どういうことで一番になりたいのか。
そういうのを考えようとするとピンとこない。
いくつか記事を見てみた。
ADHDはトピック的には関係ないがどういう目標設定がいいか考えていた。

10年後・自分にとっての幸せについて考えてみる

10年後、どうなっていたら自分にとって幸せな人生だと思うだろうか。

ある程度広くて居心地のいい家に住んでいること。
場所は今住んでいる土地が気に入っているから近所がいい。
料理するのに窮屈さを感じない十分なスペース。
木の香りを感じたり、お気に入りのスペースで本を読んだりしたい。
お気に入りのタンブラーで自作のドリンクを飲みたい。とにかくリラックスできる居場所があるといい。
大好きな音楽をかけて下手な歌を口ずさむのに、近所のことを気にかけなくてもいいし、
自分が何か作業や趣味に没頭しているときに他人の音が耳に入らないほうがいい。

感性で分かり合える仲間がいると嬉しい。
何かひとつの目的に向かって、語り合ったり時に言い合うくらい熱量をともにできる仲間がいたらきっと楽しい。
それは仕事仲間でも友達でもパートナーでもいい。
何かのコミュニティには参加していたい。

今の仕事を続けるならば、プロを自称できるようになりたい。
なんとなくハードルが高くて目標にまでならないものがある気がする。
大型広告、広告コピー、映像、物語。
自分の心がときめくものを作りたい。そうやって人と関わってみたい。
承認欲求が顔を出すときもあるが、意外と自分にフォーカスが当たることは望んでいないかもしれない。

できれば家族には幸せでいてほしい。
自分にどうにもできないことも多いし、自分が何かしようとすると自分のほうが壊れそうになることもある。
けれどできればみんなが心穏やかに安心して暮らしていられるといい。

3年後はどうだろう

もっと近い将来。今の延長線上。どうなっていたらうれしいだろう。

カメラを使いこなせるようになりたい。
好きなものをもっと形に残したい。ずっと続いたらいいと思う瞬間。それにどうしても別れや喪失はある。
だからこそその時々の感情を大切にして、味わいたい。

なにか武器が欲しい。自分にはこれができると言える武器が。
それが自信にもつながると思うし、収入としても自分の人生を支える要になると思う。

今の仕事で自信をもって一人前といえるようになりたい。
今の会社でだけ求められるスキルもあるだろうが、同時にこの職業で他の会社でも通用するちからをつけたい。

生活拠点をもう少し快適にしたい。
お風呂とトイレはわかれているほうがいいし、ウォシュレット付きのほうがいい。
洗濯機は脱衣所付近に欲しいし、キッチンはコンロが二口、洗い物を置くスペースや調理スペースにゆとりが欲しい。
オーブンとトースターを置いて、休日にパンを焼いたりしたい。冷蔵庫は居間でなくキッチンに置きたい。

そう思うと給料は今より6万くらいは上がっていると嬉しい。結構欲張りかもしれないが、
そのくらい増えないと、あまり自分に対してお金を使えない。

運動不足は解消していたい。これは3年後といわず今そうなりたいものでもある。
若さはどんどん失われる。しかし今をどう過ごすかで歳の重ね方は変わる。
なるべく快適で健康で、自由でありたい。身体の制約はできるだけ受けたくない。

資産は持っておきたいが、独身だからこそ好きなことをして過ごしたい。
今まで冒険も遊びもしてこなかったのだ。もう少し享楽的になってもいい。

自分の心と今よりもうまく付き合えるようになっていると嬉しい。

友達を少しでも増やしたい。今までの自分は人に壁を作っていた。
最近少しだけその壁が低くなったと思う。
自分のまま、人と接したい。人と関わりたい。いろんな人を知りたい。考えを交えたい。
そして「人」に対する理解も深めたい。
たとえば友達と泊りで旅行に行きたい。音楽のライブに行きたい。お互いの家に遊びにいきたい。
緊張しないで一緒にいられる人が数人でもいてほしい。
自分自身もまた、そういう関係を築ける人間でありたい。

政治がわからないので、大人としてもう少し政治に積極的にかかわりたい。
積極的といっても政党の政策を理解して投票したり、時事に関心を持つというくらいだが。

人のためにできることがあれば、行動できているといい。
自分のためと人のため、どちらも自分にとっては大事なキーワードだと思う。
救いたいというのはおこがましい。だけれどこどもから大人まで、世界中みんなに幸せでいてほしいと思う。
理想だが、そう思う。

そうなるには今どうしておくとよさそうか

明確な目標がないのなら、今しておくとよいと思うことをしておくといいのではないか。
そして今の自分の興味関心に素直に従うのがいいのではないだろうか。

自分の力である程度どうにかできるのは、住居、人間関係、仕事、健康。
そして全体的にやはりお金はかかる。家が欲しいのならなおさら。

住居

家を建てるには、お金がいる。そしてお金は放っておいてたまるものではない。
いつまでにほしいのか。具体的なイメージはわかない。
結婚するかどうかもわからない自分の人生だが、母と一緒に暮らせたらいいなと思う。
それが自分にとっていいことか悪いことかわからないが、そう思うのだ。
それを加味するとあと10年とかで動いておく必要がある。
今の自分には到底家は買えない。お金がないし、無計画すぎる。
家を買うには、頭金と、先数年間働き続けられる確証も必要だ。
注文住宅で、最低でも4000万くらいはすると思う。
と思って調べていたら土地代と合わせたらもっとかかるみたいだ。
家のことを何も知らない。情報を集めて地に足の着いた計画を立てよう。
ならば今やるべきことは相場をしらべること、何にどのくらいかかるのか内訳を知ること。
そしてそのために最低20%は頭金を払えるだけの貯蓄をつくること。
そこまでしたら、その後はどんな家がいいかイメージを具体的にしておくこと。
あれこれ詰め込んで膨れ上がったら払えない。

人間関係

最近、心持ちが変わった。それだけで今後の人間関係が変わる可能性はある。
しかし待ちの姿勢だけでは変化は期待できないと思う。
一つ習い事を始めようと思っている。それで話す相手ができればうれしいが、
必ずしも自分と同世代や世代は問わずとも感性の近い人がいるかはわからない。
あとは仕事の領域で人と交流してみるのもいいかもしれない。
セミナーに行ってみたり、少しだけ社外で動いてみる。
今の会社でだけ通用する人間にはなりたくない、という意味でもいい方法だと思う。
ただし人と関わるにはそれなりの体力もいる。メンタルも気力もうまくやっていけるだろうか。
とにかくチャレンジしてみることは自分のためになるはず。

仕事

今の会社に居続けるか、居続けられるかはわからないが今の仕事自体はこの先数年続ける予定だ。
そして今の会社にいるからこそ得られるものもある。それはしっかり受け取っておきたい。
給料を上げるために仕事でもっと成果を出せるといいと思う。
それと同時に会社で求められなくともこの職種としてのスキルは高めておきたい。
時々、瞬間的に今の仕事(職種)は天職かもしれないと思うことがある。
ならばやはり今の仕事を突き詰めていきたい。自分の人生の糧としたい。
そして仕事を問わず、何かを生み出す人間でありたい。
まだまだ一人前と呼べない。先日のブログでも書いたがプライドが芽生えたのだ。
いつまでも「まだまだです」と言っているようではいけない。
仕事の責任を負って、一人の社会人として、自信をもって生きていきたい。
そのために必要なことは何か、具体策を考えて仕事だけでも短期・中長期の計画を立てよう。
これに関しては、参考に挙げた記事のように、「目標」が絶対的に必要だ。
ひとつに、今の仕事で一人前として自信をもって働けるに十分な経験・知識・技術をつけたい。
そしてこの会社という環境の外にも通じる、自分の武器を作りたい。
私はどうやら会社に貢献することだとか、自分が個人的にしたいこと、というよりも
自分の信念として正しいと思うこと、必要だと思うことが行動の軸になっているように思う。
だからそのまま突き進みたい。武器と呼べるようになるまで研いでいきたい。
そして、得意不得意の凹凸が大きいからこそ、
凹を「なくす」ことではなく、凹は凹としてもそれを欠点としない仕組みづくりに注力しよう。
凸のほうを作る・伸ばすのがより重要だ。

健康

健康といっても、当然体調を崩すだろうという自堕落な生活を改めることがメインだ。
あとは美容の方向で、もう少し自分の身だしなみには気を使いたい。
お金をかける以外にもできることはある。
これに限っては、自分に不得意があっても「ふつう」を目指したほうがいいと思う。
習い事を始めよう。運動する習慣をつけるのと、昔から苦手だったとあることを克服したい。
これは好き嫌いの問題ではない。「教わらなかったゆえにできない」ことなのだから。

お金

最近、積み立てNISAを始めた。月2万円。これはほったらかしにして今後何があっても触らない前提。
それありきで生活を組み立て、貯金をしていく必要がある。
何にお金を使うべきか、今日こうして考えた目標をもとに配分していこうと思う。
自分の特性による生きやすさや心地よさに関することや、
知的好奇心、スキルアップにつながる部分は極力出し惜しみしたくない。
何かを買うとき、「このためのお金よりそれに使うのは適切か?」と問いかけるようにしたい。
私は継続があまり得意ではない。だからこそその辺はもう少しいい方法を調べて取り入れたい。
今まで自分のためにそこまでお金は使ってこなかったと思う。
だからある意味使うこと、使い方を覚えることも成長だし、自分を制御するのも重要だ。
私は住居にこだわりが強い。一番モチベーションにつながるのは住居だ。
一括払いできず、賃貸にしろローンにしろ継続的にお金がかかる。
つまり生活水準を上げないことには住居のグレードアップはできない。
そういう、自分にとってのゴールやご褒美と、達成難易度の高いものをうまく組み合わせると
誘惑が多い中でも着実にお金をためたり節制していけるのではないか。

こうして考えてみると、目標といえる目標がわかった。
「こうなりたい」よりも「こうだったらいいな」と思うもののほうが考えやすい。
あまり社会的地位や人の評価を基準に生きていないからかもしれない。

こうした目標に向かって積み重ねながら、
自分の信念や感性を育てよう。
それがきっと物事に取り組み、成し遂げるための活力になる。